2021/10/19腰痛への光線療法の効果

光線療法とは、可視総合光線治療といい、カーボン電極をアーク放電させることによって光の刺激と温熱効果によって血行をよくし新陳代謝を促して、生体に備わっている自然治癒力を活発にさせる療法です。治療用カーボン電極によって発生する光線は、太陽の光線と同様に赤外線、可視線、紫外線を統合した光線で、人類の生体に必要な太陽光と同じような働きをもたらします。人類をはじめとした地球上の生物は、太陽光線に適応して進化をしてきました。そのため太陽光線によって生体の生命力は活発化し、自然治癒力が高まると考えられています。この太陽光線に似た光線を照射する人工の光源として理想的なのが、カーボンアークです。肩こりやアレルギー、腰痛など様々な症状に効果的な光線治療ですが、特に筋肉疲労や血行不良によっておこる腰痛に効果的です。

 

光線によって血流がよくなり、それによって硬くなった筋肉もほぐれますから、腰痛には特に効果を発揮します。現在の光線治療法は、太陽光線の少ないデンマークのフィンゼン医師によって発明されたものが始まりです。足の裏や患部に照射することで免疫の増強や血管拡張による血液循環促進、温熱作用、殺菌作用を利用して、異常な箇所を治療していきます。この光線には人体にとって有害な紫外線は含まれていないので安心して使用することができます。腰痛だけでなく、光線治療は、ホルモン異常や代謝が悪い場合の肥満にも効果的で、体脂肪率が減少し、太りにくい体質に改善することも可能です。また光線が皮膚に当たることでビタミンDが生成され、カルシウムの腸からの吸収を促し、丈夫な骨を作ります。そのほかにも、利尿作用や解毒作用があるため腎臓機能や肝臓機能が高まり内臓も健康になっていきます。

 

腰痛や肩こり、その他さまざまな症状で悩んでいる人は、一度試してみてはいかがでしょうか。